周りにサバゲー沼にハマった人、ハマりそうな人が増えてきたので用語集的なものを作ってみた。
専門家ではないので、間違っているところがあったらすいません。
(何かあっても責任は取れません)
ルールに関してはフィールドによって細かく差異があるので、あくまで汎用的な話です。
一言で言えば、遊戯銃を用いて戦争ごっこをする遊び。
最低限必要なのは遊戯銃と、目を保護する防弾ゴーグル。
服装は兵士を模す人が多いが、特に決まりはない。
(兵士以外のコスプレをしている人も多い)
弾に当たったかどうかは、当てられた人の自己申告制。
(大声で「ヒット!」と叫ぶ)
当たったら死亡扱いで、フィールドから無言で退場する。
当たっても当たっていないフリをして続行する(要はズルをする)ことも可能だが、これは正常なゲームの進行を妨げるので、プレイヤーからもフィールドからも嫌われる。
(俗に「ゾンビ行為」と呼ばれる)
ただし、悪意なく本当に気付いていない場合もあるので、「今の当たっただろ!」と本人に突っかかるのはトラブルの元となる。
判断はスタッフに任せるべき。
ちなみに日本発祥のスポーツ(和製英語)で、英語ではairsoftと呼ばれる。
・サバイバルゲームフィールド
サバゲーを行える場所。
昔は河原や学校などで子供が好き勝手に遊んでいたようだが、遊戯銃の危険性が認知されると専用のフィールドが整備された。
サバゲーはここ(か私有地)でしか遊ぶことができない。
屋内フィールドと屋外フィールドに大別され、
屋内フィールドの特徴としては
フィールドが狭め
跳弾が多い(のでヒット扱いにならないことが多い)
ダッシュ禁止
近距離戦が多い、被弾すると痛い
天候に左右されない、空調完備
料金が高め(BB弾の掃除が必要だから?)
屋外フィールドの特徴としては
フィールドが広め
好きに走り回れる
特殊戦が多い
市街地、砂漠、森など地形が豊か
雨の日や暑い日は辛い
という感じ。
フィールド側が「この日orこの曜日に定例会をやりますよ」と告知しておき、プレイヤーが個人または団体で現地集合するという形式で人を集める。
知人のみと遊びたいとか、独自ルールでやりたい場合は貸切を選ぶとよい。
・遊戯銃
実銃を模して作られた玩具の銃。
BB弾を発射することができる電動ガン・ガスガン・エアコッキングガンと、モデルガン(展示専用で発射機構を持たないもの)がある。
サバゲーで使うのは前者。
前者に該当する遊戯銃のうち、発射するBB弾の運動エネルギー(重さ×速さ×速さ…つまり衝撃力?)が1Jを超えると銃刀法に抵触するため、ゲーム開始時にスタッフにより厳重なチェックがなされる。
・BB弾
サバゲーで仕様される遊戯銃で飛ばす弾。
プラスチック製で、完全な球の形をしている。
ただのプラスチック製のものと、生分解性プラスチック製のものがあり、後者は地中で分解される。(何十年もかかるらしいが)
屋外フィールドでは環境の面から後者しか利用できない場合が多い。
空気抵抗が大きいので、普通に飛ばすとすぐに落下してしまうが、最近の遊戯銃にはホップアップ(BB弾にバックスピンをかけ、飛距離を伸ばす)機能が付いているものが多い。
ちなみに「BB」の由来は諸説ある。
電動ガンとは、電気(バッテリー)の力でモーターとギアを動かし、引き金を引くだけでBB弾が発射されるようになっている遊戯銃のこと。
ガスガンとは、BB弾を飛ばすエネルギー源がガスである遊戯銃のこと。
エアコッキングガンとは、1発1発自分でコッキング(BB弾を飛ばすための空気を圧縮すること)動作を行う遊戯銃のこと。
稀にバッテリーとガスの両方を使用する遊戯銃もある。
・バッテリー
電動ガンの動力源。
主にニッケル水素(ニッ水)とリチウムポリマー(リポ)の2種が使われている。
前者は安全だが、自然放電する・寒さに弱い・継ぎ足し充電で寿命が縮むというデメリットがある。
後者は高出力で寒さに強く、継ぎ足し充電のデメリットもないが、適切に管理しなければ発火する可能性がある。