Noihの日記

Twitterでは収まらない長文を書きたい時に使うよ

VRChatはまだまだ一般人に勧められない

タイトルに書いた持論の根拠として、

これからVRChatプレイヤーの性質について説明する。

もちろんこれらは自分の経験則(プレイ歴4年ほど)から築かれた偏見であり、

全員が全員こうだとは言わない。…が、そういう傾向が強いという話である。

 

 

 

・自己肯定感が低い

現実で満たされている(いわゆるリア充な)人は、

仮想現実に手を出す理由はそんなには無い。

必然的に、仮想現実の世界にハマっている…というか

生活の一部になっているレベルの人は、そうでない人が大半になる。

彼らは卑屈というか、そこまで行かなくても自己肯定感の低い人が非常に多い。

被害妄想が強いので、違う意見を言っただけで否定されたかのように感じるようだし、

「否定的な意見は言う必要がない」とまで主張する人が居る始末である。

好きなものを好きだと言う権利があるなら、

嫌いなものも嫌いだと言う権利もあるはずだが、

後者を「お気持ち表明」と呼んで封殺しようとする。

平和主義と言えば聞こえはいいが、単なる馴れ合いである。

 

・承認欲求が強い

現実世界で認められなかった分、仮想世界で自分の価値を認めさせようとする。

そのための手軽な手段として、「おはツイ」とエロ自撮りをしがちである。

「おはツイ」とは「おはようツイート(今で言うなら『おはようポスト』か)」の略で、

朝の挨拶と共にVRChatのスクリーンショットを上げることである。

挨拶には内容がなく、あくまで会話のきっかけに過ぎないはずだが、

それだけの投稿に何故かいいねやリプライがたくさん付くので、

毎日「おはツイ用の写真を撮らなきゃ」という謎の義務感に駆られるようになる。

エロ自撮りは文字通り、エロい改変をした自アバターの写真を上げることである。

エロはコンテンツとして強いので、手軽に反応を稼げるという訳である。

露出の多さがエスカレートした結果、アカウントが凍結された人も多々。

 

・コミュ障が多い

コミュ障と言うと会話が続けられない人の方を想起すると思うが、

VRChatにはよく喋る方のコミュ障も多い。

「多く話せる=コミュ力がある」と勘違いしているのか

単に興奮して多弁になっているのかは分からないが、

相手が興味なさそうだったり、呆れて閉口している様子にも気付かず、

相手に口を挟ませずにマシンガントークをする人もまぁまぁ多い。

会話を続けられない人は無言勢になりやすい。

 ※ここで言う「無言勢」は、VC(ボイスチャット)が使える環境であるのに、

  恥ずかしいなどの理由で敢えて使わないプレイヤーを指す。

  (病気や家庭環境から話せない人は除く)

VRChatはVCが基本であるのに、

「無言でもプレイできるよ!」と肯定的に喧伝されることが多い。

別に無言勢プレイをすること自体は構わないのだが、

大半のプレイヤーが普通にやっていることができないのだから、

それなりの扱いをされるし、それを受け入れるべきだと考える。

無言勢に対してVC勢は、VC以外で意志を確認することを強いられる訳で、

それがテキストチャットにしろ筆談にしろジェスチャーにしろ、

待ち時間が発生するせいでVCよりテンポが悪くなる。

そう言った意味で、無言勢はVC勢にコストの支払いを強いていて、

自分はそれを支払わないのに、しばしば「無言勢も人間扱いして!」と主張する。

人間扱いされたいなら、人間らしいコミュニケーションをする努力をするべきだ。

常日頃からVCを使っている人の大半も、別に自分の声に自信がある訳ではない。

 

・メンヘラが多い

やたら病む。

誰かのツイートを見て、自分が攻撃されているかのように感じて勝手に病む。

(原因が自分にあることに気付かず)フレンドに距離を取られて病む。

おはツイ・エロ自撮りを頑張ったのに、反応が少なくて病む。

有名人になろうと(本人なりに)努力したが、なかなか成功せずに病む。

何なら特に嫌なことがなくても、バイオリズム的な感じで定期的に病む。

病みがちな人は以下のお砂糖に走りがち。

 

・お砂糖にハマる

VRChatのプレイヤーの大多数(8割とかだったかな?)は男性である。

前述の理由から、自己肯定感が低くて恋愛経験の(ほぼ)無い非リア充の男性プレイヤーが

別の男性プレイヤーと「お砂糖」と呼ばれる関係を結ぶことが蔓延している。

これは疑似恋愛のように見えるが、どちらかと言うと共依存関係と呼んだ方が正しい。

何故なら、彼らは基本的に同性愛者ではないし、

(誰でもいいから)自分の心の隙間を埋める誰かが欲しいのであって、

相手のことを全く思いやっていないからである。

実際、一度お砂糖を経験した人は

「相手に重たいと思われて捨てられる⇔寂しくなって別の相手を探す」

という悪循環に陥りがちである。

誰かが言いだした「サイバーホモ」という蔑称は、言い得て妙である。

こんなメンヘラ量産文化のどこが甘いのか?

これを「新時代の恋愛の形」などと肯定的に解釈する人とは距離を置きたい。

 

VR睡眠にハマる

VR睡眠とは、HMDを被ったまま眠ることである。

メリットとしては、起きる直前と起きた直後に目の前に美少女アバターが居ることで

メンタルが回復するらしい。

頭に何か被った状態というのは邪魔臭いし、レンズの中は眩しいし、

寝返りをうったらHMD破損の危険もありそうなものだが、

体が慣れてしまうと不動のままぐっすり眠れるらしい。

中にはVR睡眠でないと眠れない人もいるとか。

HMDが水中メガネぐらい小型化したらまだ分からないでもないが、

現状のこんな重たい機械を被ったまま寝るのは、世間的に見てどう見ても異常である。

俗に「MPが回復する」と言って推奨する人が後を絶たないが、

VR睡眠に依存している人は

「一緒に寝る人がいない」「起きたら誰も居ない」

と愚痴ることも多いので、とても精神衛生に寄与しているようには見えない。

喫煙者が喫煙を推奨しているようなもので、

「そりゃ既に中毒者のお前は楽しいだろうな」という感想しか出てこない。

普通に寝ろ。

 

・アイドルグループに憧れる

自分はアイドルに興味が無いし、追っかけなどもしたことがないので知識が無いが、

VRChatの世界でもアイドルグループが乱立している。

現実世界のアイドルというのは、イメージというか文字通り偶像(idol)性が重要であって

それを維持するために大変な苦労をしているという印象があるが、

VRChatのアイドルグループは、

そこに所属しているだけでアイドルになれると考えている甘い人が多いように見える。

前述の承認欲求が強い人がやたらと憧れがち。

彼らのほとんどは、グループに所属したことを宣伝するだけで、

日頃から可愛さを振りまいたりしないし、イベントを企画したりしないし、

アイドルソングや振り付けを制作したりしない。

完全にただの肩書きとして扱っているので偶像性が皆無、まるで推すに値しない。