2018年はVtuberの年だったね。
YouTubeはこれまでは主にミュージシャンのPVを見るためだけに利用してた(VでないYouTuberはアホなことをして視聴回数を稼ぐという偏見があったし)けど、Vtuberの影響でよく利用するようになった。
年初に四天王の五人(誤植ではない)が有名になり、モデルを自作できるフリーソフトが公開されると自称Vtuberは爆発的に数が増えた。
ただ、ポッと出の素人が売れるほど甘い業界(そもそも営利目的でない人も多いけど)ではないようで、8,9割の人が最初の自己紹介動画を投稿してから活動がない(実質フェードアウト引退)んだったかな。
芸能事務所のように企業がバックアップしたり、最近では企業が用意したモデルの中の人を決めるために応募者達を争わせたり(バーチャル蠱毒)してたね。
テレビ番組に出演したりライブを開催したりもしたので、ネットの流行に疎い年代にもそれなりに知れ渡ったんじゃないかな?
そんなVtuberの中で、個人的なオススメを何人か挙げる。
・魔王マグロナート
モチーフは女魔王。頭に大量の角が生えている。おっぱいがでかくて、よく揺れる。
一人称は「余」で、ファンの呼称は「にんげんども」。
挨拶の定型文は「にんげんども~?余~だよ!元気にしとったか~?」。
口癖は「おじさんやぞ~」。
自らLive2Dモデルを用意し、ボイスチェンジしてそのキャラになりきるという、いわゆるバ美肉(バーチャル美少女Vtuberとして受肉)勢の一人。
中の人はuyko_rst氏。
昔東方のイラストをよく描いてた頃にpixivやTwitterでフォローしていたんだけど、1,2年ぐらいTwitterで全く呟かなくなって「どうしたのかな…忙しいのかな」と思っていたらいつの間にかバ美っていた。
ボイスチェンジのクオリティが高く、初見の人は女性だと勘違いすることが多い。
本人曰く、ボイスチェンジ機材への適正が高いらしい。
加えて、咳や喘ぎ声や悲鳴がとてもおじさんのものとは思えないほど艶めかしいため、視聴者のおじさん達からセクハラを受けることが多い。
ゲームのチョイスや流行ネタは確かにおじさんである…35~40歳ぐらいじゃないかな?
本業(イラストレーター)の傍らで活動しているので、編集した動画よりは生放送のアーカイブが多く、また本人が非常に話し好きのため、アーカイブ1つで大抵2~3時間程度の長さがある。(最高で6時間)
放送開始時間も放送内容もその時の気分なので不定。
特定のゲームに対する情熱がすごく、公式(ゲームメーカー)から宣伝を依頼されたこともある。
最近では外国人のリスナーも増え始め、日本のhentaiワードを覚えてしまっている。
余談だが、バ美肉は英訳するとすれば「VBI(Virtual Bishoujo Incarnating) man」となるらしい。(海外でその訳で広まっている訳ではない)
・名取さな
モチーフはナース。(サナトリウムから取られている)
まんま、ピンク色の看護師風の少女といった外見。
「サーナくん」という紫色のキモいぬいぐるみを持っている。
一人称は「名取」で、ファンの呼称は「せんせぇ」。
挨拶の定型文は「おはようございナース!」。
口癖は「~ってね!」「~っつってな!」「マ~?(マジ?の意)」。
声質はいわゆるアニメ声で、イリヤ(魔法少女プリズマ☆イリヤの)のモノマネが得意だが、淫夢語録を多用するため「ホモイリヤ」「汚いイリヤ」と呼ばれたりする。
悲鳴が完全に女性のそれなのだが、ゲームの嗜好や流行ネタはおじさんで、かつバ美肉合同誌に当たり前のように参加しているので性別不明のような扱いを受けている。
ホラーゲーム実況中は割とビビリである。
猫を飼っているので、放送中に猫の鳴き声が聞こえることがある。
ポケモンピカブイの実況プレイ生放送において、ピカチュウに対する態度が典型的なキモオタのそれでヤバイ。
総じて、声が可愛いリアクション芸人みたいな感じ?
・もこ田めめめ
モチーフは羊。全体的に白くて毛がもこもこしてるようなデザイン。
(たまに見せる)靴下のダサさに定評がある。ダサいと言うと拗ねる。
一人称は「めめめ」で、ファンの呼称は「けだま」。
挨拶の定型文は「おっすおっす!こんばんめぇ~!」。
口癖は「やだよぉ…」「酷いよぉ…」「勝゛ち゛た゛い゛…!!!」。
いじられキャラで、本人もその扱いを喜んでいるフシがある。Mかな?
モチーフは羊だが、ゲーム中に熱くなると犬のような呼吸をしたり、牛乳好きだったり、「たぬき」という名前の飼い猫がいたりする。キメラかな?
ゲーム中の叫び声が大きく、たまに音割れするほど。
藤原竜也のように常に濁点が付いている感じ。
イラッと来ると口が悪くなり、イケボになる。(舌打ちも多くなる)
同じ所属の別のメンバーのモノマネが得意である。はぁー↑い。
1動画であまりに多くのモノマネを試した結果、自分のキャラを見失ったこともある。
「~でござるワン!」
生放送は1時間前後に収まるように行っている。
ゲーム中、特にレースゲーム中の迫真の演技が笑いどころ。
↓は上記のマリカー実況動画に付いたコメントだが、これだけでも必死さが伝わるだろう。
演技(声質)の幅が広く、また専攻しているゲームが微妙に古いので、声優の卵なんじゃないかなぁと個人的には予想している。