スリヴァー
スリヴァー(sliver)とは、MtGオリジナルの種族である。
初期ではスライヴァーと読む人がいたり、silver(銀)と読み間違える人もいた。
単語としての意味は「細長い裂片」という意味で、初期のイラストではナイフのように鋭い頭と鉤爪を持っていた。(後に人型のデザインになった)
カードの性能としては、「基本的に『○○(二字熟語)スリヴァー』という名前に統一されている」「パワーとタフネスが等しい」「スリヴァー全体で能力を共有する」といった特徴がある。
多く戦場に出すほど強くなるシナジーを活かしたのがスリヴァーデッキである。
部族デッキの一つ。
・歩哨スリヴァー 4枚
(1)(W)2/2で、警戒を共有する。
マナ編みスリヴァーと相性が良い。
・鋼体スリヴァー 3枚
(2)(W)2/2で、+0/+1修整を共有する。
防御的だが、複数出しても意味がある。
・先制スリヴァー 3枚
(R)1/1で、先制攻撃を共有する。
最軽量のスリヴァー。戦闘を有利にしてくれる。
・戦闘スリヴァー 2枚
(4)(R)3/3で、+2/+0修整を共有する。
攻撃的な能力だが、やや重い。
・捕食スリヴァー 4枚
(1)(G)1/1で、+1/+1修整を共有する。
マナレシオに優れる緑だけあって、強化効率が良い。
早めに複数枚出したい。
・マナ編みスリヴァー 4枚
(1)(G)1/1で、「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を共有する。
スリヴァー全員がマナクリになる。
これも早めに出したいところ。多色化に貢献する。
・毒牙スリヴァー 4枚
(1)(G)1/1で、接死を共有する。
2マナで全員が接死を持てるのはなかなか酷いと思う。
・鳴動スリヴァー 2枚
(6)(G)5/5で、トランプルを共有する。
重いのでダメ押しに。
・ガイアの頌歌 3枚
自身がコントロールする各クリーチャーに+1/+1修整を与えるエンチャント。
このデッキだと捕食スリヴァーの水増しのようなもの。
・集い 3枚
戦場に出ているクリーチャー1体につき2点のライフを得るインスタント。
こちらのスリヴァーが並びやすいのもあるが、この呪文は対戦相手がコントロールするクリーチャーも数えるため、延命に役立つ。
・紅蓮地獄 3枚
全てのクリーチャーに2点のダメージを与えるソーサリー。
サイズ強化に特化しているのは、このカードで自爆しないためだったりする。
・グルールの魔除け 3枚
3つの効果から1つを選ぶ魔除けサイクルの一つ。これは、
「このターン、飛行を持たないクリーチャーではブロックできない」
「あなたがオーナーであるすべてのカードのコントロールを得る」
「飛行を持つ各クリーチャーに3点のダメージを与える」
から1つを選ぶ。
対地上クリーチャーには1番目を、対飛行クリーチャーには3番目を使う。
2番目は使い所が分からん。
・山 6枚
・森 10枚
・平地 6枚
基本土地。
やることは単純である。
スリヴァーをたくさん出して殴る!
緑のスリヴァーを序盤にどれだけ出せるかが鍵な気がする。